林業コントラクター事業
森林を育てて守り、活用する。
メジャーフォレストリー株式会社は、森林整備においてフォレスト・コントラクター事業を展開しています。大型入札案件、大規模森林整備等において、クライアントから事業を一括で請負、測量・設計業務から計画的な作業工程を作成し、業種別(作業道開設、伐倒、造材、搬出、運搬、獣害対策、植林、下刈等)のプロフェッショナルプレイヤーに業務を分散発注し、現場監督者として施工管理を実施致します。また、林業機械リース等多岐にわたるサービスも提供しています。 林業を取り巻く環境は、地方人口減少にともない労働力不足が深刻化しています。生産性向上と就労環境改善を目指し高性能林業機械オペレーターの人材確保と育成に力を入れ、林業従事者及び各事業者が安心して林業経営に専心できる体制づくりに邁進してまいります。
災害に強く、繰り返し使える作業道開設事業
効率的かつ持続的な森林整備を行うためには林道(森林作業道)の整備が必要不可欠です。安全性と経済性を確保しつつ、地形を活かした設計を行い、地質、傾斜などを踏まえて、災害に強く、繰り返し使える作業道を開設致します。
森林内の作業道が適正に整備されることで、丸太の搬出、機械の移動が容易になり、生産性が向上し大規模且つ長期的な森林整備が可能になります。また、間伐だけで無く、主伐後の造林時も使える道を作ることで、その後の森林整備においても、作業員が施業地まで車で移動することができ、資機材も機械運搬が可能となります。
適正な森林環境を実現するための間伐事業
森林を荒廃させずに保育・成長させるためには、適度な伐採が必要です。木々が密集し過ぎてしまい、太陽の光が届かなければ、森林は成長できません。
森林は成長過程で間引きが必要になります。このような伐採施業を間伐と言います。間伐を実施することで、森林環境が適正に保たれ、公益的機能が発揮されます。
各種補助金制度を活用した搬出間伐を主とし、搬出された原木丸太は建材や木質バイオマスとして活用します。
林業における収穫作業である主伐事業
収穫時期を迎えた森林は一定の範囲にまとめ、計画的に伐採をします。これを主伐(全伐)と言います。主伐作業は、林業における収穫作業になります。収穫された木は、原木丸太となって、建築資材などの様々な建材へと生まれ変わります。
森林経営管理、素材生産(伐採)、原木流通、木質バイオマス燃料利用までを一貫して行うことで、トータルコストを削減し、森林の資産的価値を向上し、環境に配慮した木材生産を実現します。
次の世代に豊かな森を残す、植林・保育事業
豊かな森林資源を未来に残していくためには、伐採後に新たな苗木を植林する必要があります。森林のサイクル(造林)は『植林』によってスタートします。
造林とは、森林に苗木を植栽し、成木になるまで育てていくことをいい、人の手で造成された森林は人工林と呼ばれ、継続的な管理が必要になります。
主伐~再造林の作業を一貫して計画・実施することで、資機材の共用利用が可能になり、森林内の未利用材(枝条等)をバイオマス発電用燃料にチップ加工・流通することで、再造林に掛かるコストを削減します。